1. ベテランAIとは

ベテランAIは、社内のいろいろな情報(Slack・LINE WORKS・LINE・Discord・Chatwork・Messenger・Microsoft Teams のメッセージや、Google Meet・Zoom・tl;dvの会議情報、PDFファイルなど)をAIが覚えてくれるサービスです。

チャット画面で質問すると、社内の「ベテラン社員」のように、過去のやりとりやファイルの中身をもとに回答してくれます。 検索時にはカタカナとひらがなの表記ゆれを自動で吸収するため、「ミーティング」でも「みーてぃんぐ」でも同じ結果が見つかります。 この「資料を探して、要約して答える」仕組みを RAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成) と呼びます。

主な機能(オールインワンSaaS)

ベテランAIは、AIナレッジ検索だけでなく、中小企業の業務を一通り回せるよう以下の機能を統合しています。

分類機能
AI / ナレッジ AIナレッジ検索(RAG)/AIヘルプチャット/AI顧客分析/AIアクション提案/会社別カスタムプロンプト自動生成
顧客対応・販売支援 CRM顧客管理/SFA商談パイプライン/アクション管理
受発注(売り手側) 請求書管理(インボイス対応)/受注管理/売掛金管理/入金管理/請求書設定/請求書取消/請求書完全削除/0円請求書バリデーション/催促メール3段階自動配信/適格請求書PDF生成
決済 Stripe Connect連携/決済リンク発行/公開決済ページ/自動入金消込/会計仕訳の自動生成/仕訳CSV出力(freee/マネーフォワード/弥生/汎用)/定期決済リンク自動発行/決済リンク監査ログ/決済ヘルスチェック/顧客デフォルトテンプレ
会計 経費管理(OCRレシート読取)/仕訳入力・勘定科目/会計ソフト連携(freee/マネーフォワード)/経費レポート/経費承認ワークフロー
経営 経営レポート(月別売上推移・顧客ランキング・収益性分析)/管理者ダッシュボード/データ品質ダッシュボード
SNS連携(10サービス) Slack/LINE公式アカウント/Discord/Chatwork/LINE WORKS/Microsoft Teams/Zoom/Google Meet/Facebook Messenger/tl;dv
ファイル処理 PDF・画像のOCRテキスト抽出/音声ファイルの文字起こし/LINEトーク履歴インポート(手動アップロード/メール添付の自動取り込み)
セキュリティ 二段階認証(TOTP/メールOTP/バックアップコード)/セッション管理(スライディング・アイドルタイムアウト)/RLS(Row Level Security・行レベルセキュリティ)/OAuthトークンAES暗号化/監査ログ(activity_logs)
その他 多言語対応(日本語・英語)/AIヘルプチャット(スクリーンショット送信対応)
使い始めるために必要なこと(2つだけ)
  1. AIのAPIキーを設定する(AIを動かすための「鍵」です)
  2. SNSサービスと連携する(AIに覚えさせたいサービスを選びます)

この2つが終われば、すぐにAIに質問できるようになります。請求書・経費・決済リンクなどの業務機能は、必要になったときに使い始めれば大丈夫です。

2. アカウントを登録する

ベテランAIを使うには、まずアカウントの登録が必要です。管理者から届く招待メール(または招待リンク)からアカウントを作成します。

企業オーナーの場合(企業招待)

システム管理者から届いた招待メールのリンクを開くと、企業登録画面が表示されます。

企業登録画面
企業登録画面
招待メールに記載された 登録URL をクリックします。
画面上部に プラン名 が表示されます。内容を確認してください。
お名前メールアドレス会社名 を入力します。
(招待時にメールアドレスが指定されている場合は、入力済みで変更できません)
パスワード を入力し、確認欄にもう一度入力します。
企業アカウントを登録 を押します。
「企業登録完了」と表示されたら、ログインページへ を押してログインします。

メンバーの場合(ユーザー招待)

オーナーから届いた招待メール(または招待リンク)からアカウントを作成します。

招待メールのリンクをクリックするか、送られた招待リンクをブラウザで開きます。
組織名(会社名)と招待者名が表示されます。内容を確認してください。
名前(任意)と パスワード を入力します。
アカウントを作成 を押して完了です。
招待の有効期限
招待リンクには有効期限があります。期限が切れた場合は、オーナーに再送を依頼してください。

3. ログインする

オーナーから届いた招待メールの中にあるリンクをクリックしてアカウントを作り、次回からログインします。

パスワードの条件
アカウント作成時やパスワード変更時には、以下の条件を満たす必要があります。
  • 8文字以上
  • 英大文字・英小文字・数字・記号のうち2種類以上を含む
ログイン画面
ログイン画面

ログインの手順

ブラウザ(Google ChromeやSafariなど)で ベテランAIのURL を開きます。
「メールアドレス」 の欄に、登録したメールアドレスを入力します。
「パスワード」 の欄に、パスワードを入力します。
目のマークを押すと、入力した文字を確認できます。
ログイン ボタンを押します。
パスワードを忘れた場合
ログイン画面の 「パスワードをお忘れですか?」 を押すと、メールアドレス宛にリセット用のメールが届きます。
ログインの試行制限について
パスワードを5回連続で間違えると、アカウントが30日間ロックされます。ロックされた場合は運営会社にお問い合わせください。

4. 二段階認証を設定する

二段階認証を設定すると、ログイン時にパスワードに加えて確認コードが必要になり、アカウントの安全性が高まります

オーナーの方は必須です
オーナーアカウントは、セキュリティ保護のため二段階認証の設定が必須となっています。
初回ログイン時に設定画面が表示されますので、先に設定を完了してください。
二段階認証の設定画面
初回ログイン時に表示される二段階認証の設定画面

認証アプリで設定する場合

認証方法を選びます。ここでは 「認証アプリ(TOTP)」 を選びます。
(Google Authenticator や Microsoft Authenticator などのアプリが必要です)
画面にQRコードが表示されます。認証アプリでQRコードを読み取ります。
認証アプリに表示される 6桁の数字 を入力して 確認して有効化 を押します。
バックアップコード(緊急用の予備コード)が表示されます。
全てコピーダウンロード を押して、安全な場所に保存してください。
スマホを紛失した場合に使います。
完了 を押します。

メールで設定する場合

認証アプリの代わりに、ログイン時に登録メールアドレスへ届く6桁のコードで認証できます。アプリのインストールが不要です。

認証方法の選択画面で 「メールOTP」 を選びます。
バックアップコードが表示されるので、全てコピーダウンロード で保存します。
完了 を押して設定完了です。
メンバーの方へ
メンバーも二段階認証を設定できます。設定画面の「セキュリティ設定」→「二段階認証」から同じ手順で設定してください。

5. AIのAPIキーを設定する

ベテランAIを使うには、2つのAPIキー(AIを動かすための「鍵」のようなもの)が必要です。

API設定の案内バナー
ログイン後に表示されるAPI設定の案内
AI API設定画面
設定画面のAI API設定セクション
APIキー 何に使うか
OpenAI API 文章を検索する機能(Embedding)・音声の文字起こしに使います
Anthropic API AIが質問に回答する機能に使います(Claude Haiku 4.5)
両方のAPIキーが必要です
どちらか片方だけでは動きません。必ず2つとも設定してください。

OpenAI APIキーの設定手順

ログイン後、画面上部の右にある 「設定」 を押します。
(スマホの場合は右上の「≡」メニューを開いて「設定」を選びます)
「AI API設定」 のセクションにある 「OpenAI API」 のカードを押します。
ウィザード(設定画面)が開きます。画面の 「手順」 に書いてある指示にしたがって、OpenAIのサイトでAPIキーを取得します。
取得したAPIキーを入力欄にコピー&ペーストします。
接続テスト を押して、「成功」と表示されることを確認します。
登録して完了 を押します。

Anthropic APIキーの設定手順

手順はOpenAIとほぼ同じです。

「AI API設定」 のセクションにある 「Anthropic API」 のカードを押します。
ウィザードの 「手順」 にしたがって、AnthropicのサイトでAPIキーを取得します。
APIキーを入力欄にコピー&ペーストします。
接続テスト登録して完了 を押します。
設定が完了すると
カードに「設定済み」と緑色で表示されます。これでAIが使える準備ができました。

6. SNSサービスと連携する

普段お使いのチャットツールとベテランAIをつなげることで、連携後のメッセージをAIが自動で取り込んで覚えてくれます。よく使うサービスを1つ以上連携してください。

連携する前のメッセージ(過去のやり取り)の取り込み範囲はサービスごとに異なります。詳しくは下の「連携後の取り込み範囲」の表をご覧ください。

サービス名ひとこと説明
MessengerFacebook Messengerのメッセージを取り込みます
LINE WORKSビジネスチャットのメッセージを取り込みます
LINE公式アカウントグループトークのメッセージを取り込みます
Discordサーバーのメッセージを取り込みます
Slackチャンネルのメッセージを取り込みます
Chatworkルームのメッセージを取り込みます
Microsoft Teamsチームのメッセージを取り込みます
Google Meet会議の情報を取り込みます
Zoomミーティングの情報を取り込みます
tl;dv会議の議事録・AIノートを自動取得します

連携後の取り込み範囲(過去メッセージ含む)

連携したタイミングより前のメッセージをどこまで取り込めるかは、各サービスのAPI仕様と当システムの実装によって異なります。下表は2026年4月時点の挙動です。

サービス名連携後の新着連携前の過去メッセージ
Slack自動取り込み連携時点から 過去30日分
Chatwork自動取り込み各ルームの 最新100件(API上限)
Messenger自動取り込みページの 直近250会話(各会話の最新100件まで)
Google Meet自動取り込み会議録画の 過去7日分
tl;dv自動取り込み会議録画の 過去7日分
Zoom自動取り込み取り込みません(連携後に完了した録画のみ)
Discord自動取り込み取り込みません(Bot参加後のメッセージのみ)
LINE WORKS自動取り込み取り込みません(連携後のメッセージのみ)
Microsoft Teams自動取り込み取り込みません(連携後のメッセージのみ)
LINE公式アカウント自動取り込み取り込みません(Bot招待後のグループトークのみ)
過去のLINEトークを全部取り込みたいとき
LINEアプリから 「トーク履歴をテキストファイルで送信」(.txt形式)でエクスポートし、ファイルアップロード機能で取り込めば、過去の全メッセージを検索対象にできます。グループ・個人どちらも対応しています。
ナレッジを追加画面
ドキュメントアップロードと外部サービス連携の一覧

連携の手順(どのサービスも基本は同じ)

設定画面の 「ナレッジを追加」「外部サービス連携」 のセクションを見ます。
連携したいサービスのカード(たとえば「Slack」)を押します。
ウィザード(ステップバイステップガイド)が開きます。
画面の 「手順」 に書いてある指示を、上から順番に進めてください。
必要な情報(APIキーやトークンなど)を、指示通りに入力欄へコピー&ペーストします。
次へ を押して次のステップに進みます。
最後のステップで 接続テスト を押します。
「成功」と表示されたら 登録して完了 を押します。
連携が完了すると
サービスのカードに 緑色のチェックマーク が付き、「連携中」と表示されます。 メッセージの取り込みは自動で行われるので、あとは待つだけです。
LINE公式アカウントについて
グループトーク連携のみ対応しています。個人チャットのメッセージは取り込まれません。
連携ウィザードでは、まずAPIキー等を入力して 保存 した後、次のステップで Webhook URL をLINE側に設定します。
Webhook設定は必須です(定期同期はないため、Webhookでのリアルタイム受信のみです)。

サービス別の重要な設定ポイント

連携時につまずきやすい設定を、サービスごとにまとめました。ウィザードの指示通り進めれば自動で誘導されますが、もし途中で止まった場合はこちらをご確認ください。

LINE公式アカウント:Webhookは「2箇所」でONにする必要があります
LINE公式アカウントでは、Webhookに関する設定が 2つの管理画面に分かれています。両方を有効にしないとメッセージが1件も届きません。
  • ① LINE Developers Console:「Webhook URL」を登録 + 「Webhookの利用」をONにする
  • ② LINE Official Account Manager(別画面):「設定 → 応答設定」で 「Webhook」をON + 「応答メッセージ」をOFF(これがONだとBotより自動応答が優先されてしまいます)
どちらか片方だけだとBotが動かないので、ウィザードの指示通り両方確認してください。
LINE WORKS:Bot Secret の入力は必須
LINE WORKS連携では Bot Secret(Bot登録時に発行される署名検証用キー)の入力が必須です。空欄のまま登録するとWebhookの署名検証に失敗してメッセージが受信できません。Bot登録画面でBot IDと一緒に必ず控えてください。
Facebook Messenger:アプリ作成時に「リンクしない」を選ばないでください
Meta開発者ポータルでアプリを作成する際、「ビジネスポートフォリオ」の選択画面で 「リンクしない」を選ぶと、後のステップでFacebookページを接続できなくなります。ポートフォリオがない場合は新規作成してリンクしてください。
Microsoft Teams:組織アカウントが必須
Teams連携では 個人のMicrosoftアカウント(outlook.com / hotmail.com 等)では連携できません。以下が必要です。
  • Microsoft 365(Teamsが使えるプラン)の 組織アカウント + 管理者権限
  • Azureサブスクリプション(Bot Serviceは無料プランで利用可)
両方とも同じ組織アカウントで利用する必要があります。
ここからは使い方の説明です

7. AIに質問する(チャット画面)

設定が終わったら、いよいよAIに質問できます。ログインすると最初に表示されるのがこの画面です。

チャット画面
AIが社内データをもとに回答している様子

質問の仕方

画面の下にある入力欄(「質問を入力...」と書いてある場所)に、聞きたいことを入力します。
例:「先月の会議で決まったことを教えて」「○○さんが共有した資料の内容は?」
入力欄の右にある 青い送信ボタン(紙飛行機のマーク)を押します。
AIが社内のデータを検索して、回答を表示します。
回答の下に 「参照元:」 と書かれた部分があり、どこの情報をもとに回答したかが分かります。

検索フィルター(絞り込み機能)

特定のサービスや期間に絞って検索したいときに使います。

入力欄の左にある フィルターボタン(漏斗のようなマーク)を押します。
「検索対象」 で、検索したいサービスを選びます。
Slack・Discord・Chatwork・LINE履歴・Messenger・LINE WORKS・LINE公式・Teams・Google Meet・Zoom・tl;dv・ファイルの12種類から選べます。複数選ぶこともできます。
日付で絞りたい場合は、「開始日」「終了日」 を入力します。
フィルターを解除したいときは クリア を押します。

会話履歴を見る

過去にAIとやりとりした内容を確認できます。

画面上部の 時計マーク を押すと、「会話履歴」 が右側に表示されます。
見たい会話を選んで この会話をチャットに表示 を押すと、内容が表示されます。
会話履歴について
最新50件まで保存されます。古い会話は自動的に削除されます。

8. ファイルをアップロードする

PDFや音声ファイルなどをアップロードすると、AIがその中身も覚えて回答に使ってくれます。

対応ファイル説明
PDF書類やマニュアルなど
音声(MP3, WAV, M4Aなど)会議の録音など。自動で文字起こしされます
テキストファイルLINEのトーク履歴エクスポートなど

アップロードの手順

設定画面の 「ナレッジを追加」「ドキュメント」 のセクションを見ます。
ファイルを選択 ボタンを押してファイルを選ぶか、
ファイルを画面上の点線の枠にドラッグ&ドロップします。
アップロードが始まり、「アップロード中...」と表示されます。
完了すると「○○をアップロードしました」と表示されます。
AIがファイルの中身を処理します。処理中は進捗(○○%)が表示されます。
「完了」になるまで少しお待ちください。
ファイルサイズの上限
1ファイルあたり最大50MBまでアップロードできます(音声ファイルはWhisper APIの制約で25MB)。
閲覧権限の設定(オーナーのみ)
オーナーがファイルをアップロードする際、閲覧権限を選べます。
  • 全員 ー 全メンバーが閲覧可能
  • オーナーのみ ー オーナーだけが閲覧可能

アップロードしたファイルの確認・削除

設定画面で 「取り込み済みデータ」 のセクションを開きます。
「ドキュメント」 タブと 「LINEトーク」 タブがあり、切り替えて確認できます。
ファイル名・サイズ・処理状態が一覧で表示されます。
削除したい場合は、ファイルの右にある ゴミ箱マーク を押します。
複数まとめて削除したい場合は、チェックボックスで選んでから ○件を削除 を押します。

承認待ち(オーナー向け)

メンバーがアップロードしたファイルや連携したサービスのデータは、オーナーの承認が必要です。承認されるまでAIの検索結果には表示されません。

設定画面の「ナレッジを追加」セクションに、黄色い 「承認待ちの項目があります」 という通知が表示されます。
内容を確認して、承認 または 却下 を押します。
承認すると、そのデータがAIの検索対象に追加されます。
却下すると、データは削除されます。
メンバーの方へ
アップロードやサービス連携の後、「オーナーの承認待ちです」と表示された場合は、オーナーが承認するまでお待ちください。

LINE公式アカウントのグループ承認(オーナー向け)

LINE公式アカウントのボットがグループに招待されると、オーナーに承認リクエストが届きます。承認するとそのグループのメッセージが保存・検索対象になります。

設定画面の「ナレッジを追加」セクションに、緑色の 「LINE公式アカウント 承認待ちグループ(○件)」 という通知が表示されます。
各グループに対して 閲覧権限(全員 / オーナーのみ)を選んでから、承認 を押します。
取り込みを拒否する場合は 却下 を押します(ボットはグループから退出します)。
複数のグループをまとめて処理したい場合は、チェックボックスでグループを選択し、一括承認 または 一括却下 を押します。

9. LINEトーク履歴をインポートする

LINE公式アカウント連携では「Bot招待後のグループトーク」しか取得できないため、過去のトーク履歴個人トークを検索対象にしたい場合は、LINEアプリから .txt 形式でエクスポートして取り込みます。 取り込み方法は 3通り あり、お好みの方法をお選びいただけます。

9.1 トーク履歴を .txt にエクスポートする

まずはLINEアプリから対象のトークを書き出します。グループトーク・個人トークどちらも対応しています。

スマートフォン版LINE
  1. 対象のトークルームを開く
  2. 右上の三本線メニュー(≡)→ 「設定」 を開く
  3. 「トーク履歴を送信」 を選び、テキスト形式で保存(クラウド・端末・メール添付など)
PC版LINE(推奨:大きいトークも安定)
  1. 対象のトークルームを開く
  2. 右上の三点リーダー → 「トークを保存」
  3. デスクトップなど分かりやすい場所に保存

9.2 方法A: 設定画面から手動でアップロードする

ベテランAIにログインし、設定画面の 「ナレッジを追加」「ドキュメント」 を開きます。
ファイルを選択 から .txt ファイルを選ぶか、画面にドラッグ&ドロップします。
閲覧権限(全員 / 指定メンバー / オーナーのみ)を選んで保存します。
アップロード後、画面を閉じても処理は続行されます。

9.3 方法B: リマインドメールに「返信して添付」する(推奨)

最後のインポートから一定期間(デフォルト30日)が経過すると、登録メールアドレス宛にリマインドメールが届きます。 そのメールの 「返信」 ボタンを押し、新しい .txt ファイルを添付して送信するだけで、5分以内に自動で取り込まれます。

この仕組みの中身
リマインドメールには「返信用アドレス(自動取り込み専用Gmail)」が設定されています。お客様がメールに返信して .txt を添付すると、ベテランAIが5分間隔でメールを巡回し、添付ファイルを送信者のメールアドレスから企業を特定して自動取り込みします。送信者がベテランAI上のユーザーとして登録されているメールアドレスである必要があります。

9.4 方法C: 自動取り込み用アドレスに直接送る

リマインドメールを待たずに任意のタイミングで送りたい場合は、自動取り込み専用アドレスに直接 .txt を添付してメールを送信できます。

送信先メールアドレス

ikemen.veteranai.import@gmail.com

件名・本文は任意です。.txt 形式の LINE トーク履歴ファイルを添付してください。5分以内にベテランAIが取り込みます。

送信元メールアドレスについて
自動取り込みは、送信元のメールアドレスを ベテランAI上のユーザー(owner / member)のメールアドレスと照合して企業を特定します。必ずベテランAIに登録済みのメールアドレスから送信してください(個人のフリーメール等から送ると取り込まれません)。

9.5 リマインドメールの設定

リマインドの間隔やオン/オフは 設定画面 → 通知設定 → LINE履歴の定期インポートリマインド で変更できます。

  • 間隔: 7日 / 14日 / 30日 / 60日 / 90日 から選択
  • 停止: メール本文末尾の「リマインドを停止」リンクから即時オフ可能

9.6 取り込み済みLINE履歴の確認・削除

設定画面の 「取り込み済みデータ」「LINEトーク」 タブを開きます。
取り込んだトークの一覧が表示されます。グループ名・取り込み件数・最終更新日時が確認できます。
不要なものはゴミ箱マークで削除できます。
同じファイルをもう一度アップロードしても重複は自動検出され、新しい部分だけ取り込まれます。
古いLINE履歴ファイルは削除しないでください
削除すると差分取り込みができず、次回アップロード時に毎回フル再処理になります。古いファイルはそのまま残し、新しい履歴をアップロードしてください。
ファイルサイズの目安
1ファイルあたり最大 50MB。5年超のヘビーグループの履歴で50MBを超える場合は、サポート窓口(kumamoto@ikemen.ltd)まで個別にご相談ください。手動で対応します。
ここからはオーナー向けの説明です

10. ダッシュボードを見る

ダッシュボードでは、今月どれくらいAIを使ったか、どのサービスが連携されているかを確認できます。

ダッシュボード画面の見方
  • 今月の利用状況
    クエリ(質問回数)・ストレージ(保存容量)・音声処理(文字起こし時間)の使用量がプログレスバーで表示されます。 プラン名も表示されます。
  • 連携サービス
    連携中のサービスの接続状態が一覧で確認できます。
    緑のチェック = 接続中、グレーの×マーク = 未接続
  • ナレッジデータ
    AIが参照できるメッセージ数や取り込み済みデータの件数を確認できます。
  • 業務機能
    顧客管理(CRM)・案件管理・経費精算・請求管理などの業務ツールへのリンクが表示されます。 必要に応じてご利用ください。
使用量が80%を超えると
画面上にオレンジ色の警告バナーが表示されます。100%に達すると赤い警告に変わり、それ以上の質問やアップロードが一時的にできなくなります。 オーナーにご相談ください。

管理者ダッシュボード(オーナーのみ)

オーナーは、URLに /admin を入力することで管理者ダッシュボードにアクセスできます。会社全体の利用状況を詳しく確認できます。

管理者ダッシュボードの機能
  • 利用統計 ー 質問回数・ユーザー数・ストレージ使用量などの全体統計
  • 日別推移グラフ ー 利用状況をグラフで確認できます
  • ユーザーランキング ー 利用頻度の高いユーザーの一覧
  • 連携サービス状態 ー 各サービスの接続状態を一覧で確認
  • アクティビティログ ー ログイン・ログアウト・ユーザー招待・削除・ロール変更などの操作履歴を確認できます

期間(過去7日 / 過去30日 / 過去90日)を切り替えて確認できます。

11. 設定画面でできること

設定画面には、さまざまな機能があります。必要なものだけ使えば大丈夫です。

アカウント設定
  • 名前の変更 ー 表示名を変更して 保存 を押します
  • パスワードの変更 ー 「パスワードを変更する」を押して、現在のパスワードと新しいパスワードを入力します(8文字以上)

※ メールアドレスは変更できません

検索チューニング画面
検索チューニング画面
検索チューニング

AIの検索精度を調整できます(上級者向け)。通常は変更不要です。各項目の横にある !マーク(InfoTooltip) にカーソルを合わせると、詳しい説明が表示されます。

  • 類似度しきい値 ー 低くすると広く検索、高くすると厳密に検索します(0.05〜0.95、初期値: 0.10)
  • 検索結果数 ー AIが参照するデータの件数です(3 / 5 / 10 / 15 / 20件、初期値: 5件)

よく分からない場合は デフォルトに戻す を押せば初期設定に戻ります。

APIコストへの影響について(目安)

「検索結果数」を増やすと、AIに送る情報量が増えるため Anthropic API(Claude)の利用料金が増加します。1質問あたりのざっくりとした目安は以下のとおりです。

  • 3件(最小): 約 0.1〜0.3円 / 質問
  • 5件(推奨・初期値): 約 0.2〜0.5円 / 質問
  • 20件(最大): 約 0.5〜1.5円 / 質問

※ 実際のコストは質問の長さ・回答の長さ・参照データのサイズによって変動します。OpenAI(Embedding)側のコストはほぼ一定で、影響は微小です。
※ 「類似度しきい値」はコストにほぼ影響しません(検索結果のフィルタリングのみ)。

通知設定(オーナー / メンバー)

メール通知の種類ごとに、受け取るかどうかを切り替えられます。各項目の横にある !マーク(InfoTooltip) で詳細を確認できます。

通知設定は ユーザー単位(個人ごと) に保存されます。同じ会社のオーナー・メンバーでも、自分だけ通知をオフにしたり間隔を変えたりできます(二段階認証と同じ仕組み)。

  • 初回同期完了通知(オーナー)ー SNS連携の初回同期が完了したときに通知。連携が正常に動き始めたことを確認できます
  • SNS同期失敗通知(オーナー)ー 連携サービスの同期が3回連続で失敗したときに通知
  • 新規ユーザー参加通知(オーナー)ー 招待したメンバーが登録を完了したときに通知
  • 承認依頼通知(オーナー)ー メンバーがファイルやSNS連携を申請したときに通知
  • 使用量アラート(オーナー)ー 月間クエリ・ストレージ・音声処理が80%/100%に達したときに通知
  • 決済成功通知(オーナー)ー 決済リンクで決済が成立したときに通知
  • 決済失敗通知(オーナー)ー カード認証エラー等で決済が失敗したときに通知
  • 催促メール送信通知(オーナー)ー 売掛金の催促メール(soft / firm / final)が送信完了したときに通知
  • 定期発行リンク生成通知(オーナー)ー 月次顧問料等の定期決済リンクが自動発行されたときに通知
  • LINE履歴の定期インポートリマインド(オーナー / メンバー両方で設定可能)ー 最後のLINE履歴インポートから設定期間が経過したときに通知。間隔は 7日 / 14日 / 30日 / 60日 / 90日 から選択。リマインドメールには返信用の自動取り込み専用アドレスが設定されており、「返信」 + .txt 添付 でそのまま自動取り込みされます。詳しくは 9. LINEトーク履歴をインポートする をご覧ください。

※ 各通知メール本文末尾の「リマインドを停止」リンクから、その通知だけ即時オフにすることもできます。

同期管理(オーナーのみ)

連携サービスの同期状態を確認できます。各項目の横にある !マーク(InfoTooltip) で詳細を確認できます。

  • 最終同期 ー 最後にデータを取り込んだ日時
  • 今すぐ同期 ー 手動でデータを取り込み直します

「○回連続失敗」と表示されている場合は、そのサービスの連携設定を確認してください。

セキュリティ設定画面
セキュリティ設定画面
セキュリティ設定

アカウントのセキュリティに関する設定がまとまっています。各項目の横にある !マーク(InfoTooltip) で詳細を確認できます。

  • 二段階認証 ー 押すと二段階認証の設定画面に移動します(詳しくは4. 二段階認証を設定するをご覧ください)
  • セッションタイムアウト ー 一定時間操作しなかった場合に自動でログアウトする設定です
    • 「タイムアウトを有効にする」のチェックを入れます
    • 時間を選びます(15分 / 30分 / 1時間 / 2時間 / 24時間)
AI回答のカスタマイズ(会社別カスタムプロンプト自動生成・オーナーのみ)

会社の業界・社内用語・コミュニケーションスタイルをAIに伝えることで、より自社に合った回答を引き出せます。
この機能は 「会社別カスタムプロンプト自動生成」 と呼び、AIが社内のSNS連携データ・アップロードファイル・過去のチャット履歴を分析して、会社固有の文脈を抽出し、AIプロンプトを毎週月曜に自動更新します(更新から7日以上経過した会社が対象)。

3つの使い方

① AIに自動生成させる(推奨)

  • AIに自動生成させる を押すと、AIが社内データを分析して「業界」「主要顧客」「社内用語」「トーン」などを抽出し、自動でカスタム指示を作成します
  • 30秒程度かかります
  • データが少ない場合は生成できないことがあります(最低20件以上のメッセージ・ファイルが必要)

② 自分で書き換える

  • テキストエリアに直接入力 → 保存
  • 例:「当社の主要顧客はアクセル商事です」「『PJ』はプロジェクトの略です」など
  • 最大2000文字まで

③ AIによる自動更新

  • トグルをONにすると、週1回AIがデータを再分析して自動でカスタム指示を更新します
  • 手動で編集した場合は、自動更新があっても上書きされません(手動編集を保護)
  • 不要な場合はトグルをOFFにできます
この機能の効果

同じ質問でも、社内用語を理解した回答や、会社のトーンに合わせた回答が返ってくるようになります。「使うほど自社専用に進化するAI」を実現できます。

APIキー管理(オーナーのみ)

外部システムからベテランAIのAPIを呼び出すためのAPIキーを発行・管理できます。各項目の横にある !マーク(InfoTooltip) にカーソルを合わせると、詳しい説明が表示されます。

使い方(3ステップ)

  1. 新規発行 を押し、キーの名前を入力して 作成 を押します
  2. 発行直後に表示されるキーを コピーして安全な場所に保存 してください(二度と表示されません
  3. APIリクエスト時にヘッダー X-API-Key: va_xxxx... を追加して使用します

不要になったキーは ゴミ箱マーク で削除できます。

アプリ設定

画面の表示テーマを切り替えられます。

  • ライトモード ー 明るい背景の標準表示です
  • ダークモード ー 暗い背景で目の負担を軽減します
  • システム ー お使いの端末の設定に合わせて自動で切り替わります

12. ユーザーを招待・管理する

オーナーの方は、社内のメンバーをベテランAIに招待できます。

ユーザー招待モーダル
ユーザー招待画面
メンバー上限について
プランごとに登録できるメンバー数に上限があります(Lite: 3名 / Starter: 10名 / Business: 25名 / Enterprise: 無制限)。
ユーザー管理画面の上部に、現在のメンバー数と残り招待可能数が表示されます。上限に達している場合は、プランのアップグレードをご検討ください。

メンバーを招待する

画面上部の右にある 「ユーザー管理」 を押します。
(スマホの場合は右上の「≡」メニューを開いて「ユーザー管理」を選びます)
ユーザーを招待 ボタンを押します。
招待したい人の メールアドレス を入力します。
招待を送信 を押すと、相手にメールが届きます。
または表示される 「招待リンク」 の横にあるコピーボタンを押して、リンクを直接送ることもできます。
招待を受けたメンバーの登録方法
2. アカウントを登録する の「メンバーの場合」をご覧ください。
ロール(役割)について
ロールできること
オーナーすべての操作ができます(設定変更、ユーザー管理、連携管理など)
メンバーAIへの質問とファイルアップロードができます
super_admin運営側のシステム管理者。会社横断のデータ品質ダッシュボード等を利用できます

13. 顧客と商談を管理する(CRM/SFA)

ベテランAIには、中小企業の営業活動を支える CRM(顧客管理)/SFA(商談パイプライン)/アクション管理 機能が標準搭載されています。担当者が変わっても顧客情報が引き継げ、AIが次の一手を提案します。

13.1 顧客を登録する(CRM顧客管理)

画面上部の 「顧客」 メニュー、または左ナビの 「CRM」 を開きます。
右上の + 新規登録 を押し、会社名・担当者名・連絡先・住所などを入力します。
取引履歴は商談・受注・請求書・入金が紐付けば自動で蓄積されていきます。
顧客一覧では検索・絞り込み・タグ付けが可能です。CSV出力にも対応します。
AI顧客分析(顧客詳細画面)

顧客詳細画面で AI分析 を押すと、Claude Haiku 4.5 が以下を自動で出力します。

  • 傾向レポート ー 過去の取引・チャット履歴から行動パターンを抽出
  • リスク評価 ー 入金遅延・案件停滞などのリスクシグナルを検出
  • 推奨アクション ー 次に取るべき具体的な動き(架電・提案書送付など)を提示

13.2 商談をパイプラインで管理する(SFA)

商談を「リード → 提案 → 見積 → 成約 / 失注」のステージで一覧管理します。カード形式のパイプライン画面で、ドラッグ&ドロップでステージを移動できます。

左ナビの 「商談」 を開きます。
+ 新規商談 を押し、顧客・タイトル・想定金額・期日を入力します。
ステージ列にカードが追加されます。進捗に応じて他の列にドラッグして移動します。
成約後はワンクリックで 受注 → 請求書 に変換できます(14. 請求書・受発注を管理する を参照)。

13.3 アクション管理(次の一手をAIが提案)

顧客や商談に紐づく アクション(タスク) を管理できます。担当者・期日・優先度を設定し、商談が前に進まないリスクを可視化します。

  • AIによる次回アクション自動提案 ー 商談の進捗状況をAIが分析し、「見積書を送付する」「議事録を共有する」など具体的な次のアクションを自動生成
  • 優先度 ー 高 / 中 / 低を設定可能
  • 進捗管理 ー 完了・延期・中止のステータスをワンクリックで更新

14. 請求書・受発注を管理する

ベテランAIは、受注 → 請求書発行 → 売掛金 → 入金消込 までの売り手側の受発注業務を一気通貫で管理します。 インボイス制度(適格請求書等保存方式)に完全対応しており、登録番号・税率区分(8%/10%)・税率ごとの消費税額を明記した適格請求書PDFを自動生成します。

非対応範囲
買い手側の機能(仕入管理・買掛管理・支払管理)と、電子記録債権・手形管理には対応していません。これらが必要な場合は専用システムをご利用ください。

14.1 受注を登録する(受注管理)

商談が成約したら受注として登録します。商談との紐付けにより、営業活動から受注までの流れを一元管理できます。

左ナビの 「受注管理」 を開きます。
+ 新規受注 を押し、顧客・商品明細・金額・受注日・希望納期を入力します。
商談から変換した場合は内容が自動コピーされます。
受注詳細画面から 請求書を作成 をワンクリックで実行できます。

14.2 請求書を発行する(請求書管理・インボイス対応)

左ナビの 「請求書」 を開き、+ 新規請求書 を押します。
顧客・請求日・支払期日・明細(品目・数量・単価・税率区分(8% 軽減 / 10% 標準))を入力します。
右側プレビューに 適格請求書PDF(登録番号 T+13桁・税率区分・税率ごとの消費税額を明記)の出来上がりイメージが表示されます。
発行 を押すと請求書番号が採番され、PDFが生成されます。
ステータスは 下書き → 発行済み → 入金待ち → 支払済み と自動で進みます。
0円請求書のバリデーション
請求金額が0円の請求書は、保存時にフロントエンド側でブロックされます。0円請求書に入金が紐づいているなどの不整合データは、一覧画面で警告アイコン付きで表示されます。

14.3 売掛金・入金を管理する

請求書を発行すると 売掛金 が自動計上されます。入金があれば 消込(しょうこみ) 処理を行い、回収状況を可視化できます。

売掛・入金管理画面でできること
  • 未回収一覧 ー 入金待ち・延滞中の請求書を期日順に表示
  • 入金登録 ー 振込日・金額・摘要を入力して請求書に紐付け
  • 過払い防止バリデーション ー 請求金額を超える入金額を入力するとアラート
  • 入金履歴 ー 過去の入金明細を時系列で確認
  • 自動消込 ー 決済リンク経由の入金は自動で消込まれます(17. 決済リンク・Stripe Connect を参照)

14.4 催促メールを3段階で自動配信する

支払期日を過ぎた請求書には、延滞日数に応じた3段階の催促メールを自動判定・プレビュー・送信できます。決済リンクを同封して回収スピードを最大化します。

段階延滞日数文面のトーン
soft1〜7日やわらかい・確認のお願い
firm8〜30日明確に催促
final31日以上強めの催促・最終通告

操作は「売掛・入金管理 → 延滞タブ → 行の 「決済リンクで催促」 ボタン → プレビュー確認 → 送信」のフローです。

14.5 請求書設定(インボイス制度関連)

請求書の発行に関わる事業者情報・税率の取り扱いを 「請求書設定」(/invoice-settings)で一元管理します。

  • 適格請求書発行事業者の登録番号(T+13桁)
  • 税率区分 ー 軽減税率8% / 標準税率10% の取り扱い
  • 端数処理 ー 切捨て / 四捨五入 / 切上げ
  • 請求書番号の採番ルール ー 接頭辞・桁数・年度切替
  • 振込先口座会社印イメージ

14.6 請求書を取り消す(cancelled)

発行済み適格請求書を取り消す場合は、削除ではなく取消(cancelled)ステータス に遷移させます。インボイス制度上の証憑として履歴を残しつつ、無効化できます。

取消の条件(4つの安全機構)
  • owner権限のみ 実行可能(メンバーは不可)
  • 二段階認証(2FA) による再認証が必須
  • 取消理由(10文字以上)の入力が必須
  • 実行者・IPアドレス・User-Agent・取消前のスナップショットを activity_logs に完全な監査記録 として保存

取消済み請求書は、データベーストリガにより編集・削除・復元が禁止されます。経営レポートの集計からも自動的に除外されます。

14.7 請求書を完全に削除する(データクレンジング専用)

テストデータや明らかに誤って作成したデータをクレンジングする場合に限り、請求書を物理削除できます。非常に強力な操作のため、4重の防御 を設けています。

完全削除の4重防御
  1. owner権限のみ 実行可能
  2. 二段階認証(2FA) による再認証が必須
  3. 削除理由 の入力が必須
  4. 請求書番号の再入力確認(誤操作防止のためのタイプチェック)

削除前に invoice 本体・明細・入金履歴の完全スナップショットを activity_logs に保存します。完全削除後でも、監査時にスナップショットから内容を復元参照できます。

14.8 顧客デフォルトテンプレ(決済リンク連動)

顧客単位で決済リンクのテンプレートを紐付けておくと、その顧客への次回発行時に自動でテンプレートが適用されます。月次顧問料など定型的な請求の手間を削減します。

15. 経費を管理する

経費の申請から会計ソフトへのデータ連携までを、ベテランAI 1つで完結できます。レシート画像のOCR読取に対応し、入力の手間を大幅に削減します。

15.1 経費を申請する(OCRレシート読取つき)

左ナビの 「経費」 を開き、+ 新規申請 を押します。
レシート画像を 画像をアップロード でアップロードすると、OCR(Tesseract 日本語/英語) が金額・日付・店舗名を自動認識して入力欄に反映します。
カテゴリ(交通費・交際費・消耗品費 など)・摘要を入力します。
申請 を押すと承認者にメール通知が送られます。

15.2 経費を承認する(承認ワークフロー)

申請 → 承認 → 必要に応じて 差戻し ができる多段階承認に対応しています。

  • 承認履歴の保持 ー 誰がいつ承認・差戻しをしたかを完全に記録
  • 自己承認防止 ー 自分が申請した経費は自分で承認できないようシステム側でブロック
  • 差戻しコメント ー 差戻し時に理由を記入して申請者に通知

15.3 仕訳入力・勘定科目マスタ

承認済みの経費データから仕訳を自動生成します。勘定科目マスタを編集することで、企業ごとの科目体系に対応できます。

15.4 経費レポート

期間別・カテゴリ別の集計レポートを 「経費レポート」 画面で確認できます。

  • 月次/四半期/年次の合計金額
  • カテゴリ別(交通費・交際費 など)の比率グラフ
  • 申請者別の集計
  • CSVエクスポート

15.5 会計ソフトと連携する(freee / マネーフォワード)

承認済み経費を freeeマネーフォワード 等の外部会計ソフトに連携します。OAuth API連携または手動エクスポート(CSV)に対応しています。

設定画面の 「会計連携」 から freee または マネーフォワード を選択します。
OAuth認証画面で会計ソフトにログインし、ベテランAIに連携を許可します。
経費レポート画面の 会計ソフトに送信 から仕訳データを連携します。
B/S・P/L・C/F・出納帳について
出納帳・総勘定元帳・試算表・財務三表(B/S・P/L・C/F)の作成は、連携先会計ソフトで出力する設計です。ベテランAIから仕訳データを送信すれば、会計ソフト側で各種帳票が出力されます。

16. 経営レポートを見る

経営の意思決定に役立つレポート機能を搭載しています。すべて取消済み請求書を自動除外して算出するため、正確な経営指標が得られます。

16.1 月別売上推移

請求額と入金額の月次グラフを表示します。期間は 6ヶ月 / 12ヶ月 / 24ヶ月 に切り替え可能です。「請求しているのに入金されていない金額」が一目で把握できます。

16.2 顧客別売上ランキング

顧客ごとの売上金額・回収率のTop10を表示します。主要顧客の動向や、回収率の悪い取引先の把握に活用できます。

16.3 収益性レポート

期間別の 売上・原価・利益・利益率 を一覧表示します。粗利率の推移や、季節要因の有無の確認に役立ちます。

16.4 利用分析・統計(管理者ダッシュボード)

オーナーは /admin から会社全体の利用分析を確認できます。

  • ユーザー利用ランキング ー 質問回数・ファイル数の多いメンバーを把握
  • アクティビティログ ー ログイン・招待・削除・ロール変更などの操作履歴
  • SNS同期状況 ー どのサービスがいつ最後に同期したか
  • トレンドチャート ー 利用量の日次・週次推移

18. データ品質ダッシュボード

全企業横断で異常データを検知・可視化する 運営側(super_admin)向けダッシュボードです。利用企業のオーナーは直接の閲覧権限を持ちませんが、運営側で異常を検知した場合は個別にご連絡します。 機能の存在を知っておくと、「請求書の不整合をすぐ気づいてもらえる」OAuth連携が切れていれば運営から教えてもらえる」など、運用上の安心材料になります。

監視対象の6カテゴリ
  • 請求書 ー 0円請求書・ステータス不整合・連番飛びの検知
  • 入金 ー 過払い・未消込・消込済み残額ありの検知
  • OAuth ー 有効期限切れ・3回連続失敗・リフレッシュ失敗の検知
  • ファイル ー 処理スタック・孤児ファイル・Embedding未生成の検知
  • 同期 ー SNS同期停止・連続失敗の検知
  • CRM ー 顧客重複・商談停滞の検知

PlaywrightによるE2Eテストで動作検証済みです。

参考情報

19. プラン比較

ベテランAIには4つのプランがあります。プランによって月間の利用上限が異なります。

Lite
3名まで・最小構成
Starter
10名までのチーム
Business 人気
25名までのチーム
Enterprise
人数無制限
ユーザー数上限 3名 10名 25名 無制限
料金(税込) 22,000円 / 月 137,000円 / 月
24ヶ月総額 3,288,000円
183,000円 / 月
24ヶ月総額 4,392,000円
225,000円 / 月
24ヶ月総額 5,400,000円
月間クエリ数(質問回数) 500回 1,500回 8,000回 無制限
ストレージ容量 3 GB 10 GB 40 GB 200 GB
音声処理(文字起こし) なし 5時間 / 月 20時間 / 月 100時間 / 月
SNS連携数 1サービス 3サービス 無制限 無制限
決済リンク 月間発行数 5件 / 月 50件 / 月 無制限 無制限
定期自動発行
(月次顧問料など)
× ×
決済リンク機能について
全プランで決済リンクの発行・Stripe連携・催促メール・領収書PDFが利用可能です。月次顧問料などを自動発行する「定期発行」機能は Business プラン以上でご利用いただけます。決済手数料 (Stripe: 3.6%) は加盟店様のご負担となります。
使用量について
使用量は毎月1日に自動リセットされます。現在の使用量はダッシュボードで確認できます。80%を超えるとオレンジの警告、100%に達すると赤い警告が表示されます。
プランの変更について
プランの変更はシステム管理者が行います。変更が必要な場合はオーナーからお問い合わせください。
メンバー数の上限
各プランにはメンバー数の上限があります。招待時および招待承諾時に上限がチェックされ、上限に達している場合は新規メンバーを追加できません。

20. よくある質問(クリックで開閉)

AIの回答について

Q. AIが「情報が見つかりませんでした」と言います

まだデータが取り込まれていない可能性があります。以下を確認してください:

  • SNSサービスの連携が完了しているか(設定画面で緑のチェックが付いているか)
  • 連携してからまだ時間が経っていない場合は、データの同期に少し時間がかかります
  • ファイルをアップロードした場合は、処理が「完了」になっているか
  • オーナーによる承認がまだの場合は、承認されるまでAIの検索対象になりません
Q. AIの回答が的外れです

以下を試してみてください:

  • 質問をより具体的にする(日付・人名・プロジェクト名などを含める)
  • 検索フィルターで対象サービスや期間を絞り込む
  • 設定画面の「検索チューニング」で検索結果数を増やしてみる(初期値5→10など)
Q. 回答の「参照元」に表示されるデータが古いものばかりです

同期が最近行われていない可能性があります。設定画面の各連携サービスで最終同期日時を確認し、「同期」ボタンを押して最新データを取り込んでください。通常は5分間隔で自動同期されます。

利用制限・プランについて

Q. 「月間クエリ上限に達しました」と表示されます

今月の質問回数がプランの上限に達しています。来月1日に自動的にリセットされます。すぐに使いたい場合はオーナーにプランの変更をご相談ください。

Q. 「ストレージ上限に達しました」と表示されます

保存容量がプランの上限に達しています。取り込み済みデータから不要なファイルを削除して空き容量を確保するか、オーナーにプランの変更をご相談ください。

Q. 使用量はいつリセットされますか?

クエリ数と音声処理時間は毎月1日に自動リセットされます。ストレージ容量はリセットされません(ファイルを削除すると空き容量が増えます)。

ファイル・データについて

Q. ファイルの処理が「失敗」になりました

ファイルの形式やサイズが原因の場合があります。ファイルを削除してからもう一度アップロードしてみてください。それでも解決しない場合はオーナーにご連絡ください。

Q. 音声ファイルの文字起こしが不正確です

録音の音質が低い場合や、複数人が同時に話している場合は精度が下がることがあります。できるだけ雑音の少ない環境で録音した音声をご使用ください。

Q. アップロードしたファイルを他のメンバーが見れません

閲覧権限が「オーナーのみ」に設定されている可能性があります。オーナーにファイルの閲覧権限を確認してもらってください。また、メンバーがアップロードしたファイルはオーナーの承認が必要です。

サービス連携について

Q. 接続テストで「失敗」と表示されます

入力した情報(APIキーやトークン)に間違いがないか確認してください。コピー&ペーストの際に前後に余分なスペースが入っていないかもチェックしてみてください。

Q. 同期が「○回連続失敗」と表示されています

連携サービス側の設定が変わった可能性があります。一度連携を解除してから、もう一度設定し直してみてください。

Q. 特定のチャンネルやルームだけ取り込まれません

ボットやアプリが該当チャンネルに参加しているか確認してください。Slackの場合はBotを対象チャンネルに招待する必要があります。Discordの場合はBotがサーバーに参加しており、チャンネルの閲覧権限があるか確認してください。

Q. 連携すれば、今までのメッセージも全部AIが検索できますか?

サービスによって異なります:

  • Slack:連携時点から過去30日分まで取り込み
  • Chatwork:各ルームの最新100件まで(API上限)
  • Messenger:直近250会話まで
  • Google Meet / tl;dv:会議録画の過去7日分
  • Discord / LINE WORKS / Microsoft Teams / Zoom / LINE公式アカウント:連携後の新規メッセージ・録画のみ(過去は取り込みません)

LINEの過去トークを全部検索対象にしたいときは、LINEアプリの「トーク履歴をテキストファイルで送信」機能で .txt ファイルにエクスポートし、ファイルアップロード機能で取り込んでください。過去の全メッセージが検索対象になります。

請求書・受発注について

Q. 請求書を間違えて発行してしまいました

適格請求書として発行済みのものは、原則として「取消(cancelled)」処理を行います(インボイス制度上、削除ではなく取消履歴を残す必要があるため)。owner権限・2FA再認証・取消理由(10文字以上)の入力が必須です。テストデータなど明らかに誤って作成したものに限り、4重防御つきで完全削除も可能です。詳しくは 14.6 請求書を取り消す をご覧ください。

Q. 0円の請求書は作れますか?

請求金額が0円の請求書は保存できません(誤操作・データ品質維持のためフロントエンド側でブロックしています)。0円の取引(サンプル送付など)は備忘で受注のみ登録するか、メモ機能をご利用ください。

Q. 売掛金が回収できているか分かりません

「売掛・入金管理」画面で未回収・延滞の請求書が一覧表示されます。決済リンク機能を併用すると、入金は自動で消込されるため手動登録が不要です(17. 決済リンク・Stripe Connect を参照)。延滞している顧客には3段階の催促メール(soft/firm/final)を1クリックで送信できます。

決済リンクについて

Q. 決済リンクの監査ログはどこで見られますか?

「決済リンク」→ 「監査ログ」 から、発行・送信・閲覧・決済・催促・無効化・返金などの全操作が時系列で確認できます。インボイス制度・電子帳簿保存法対応の証跡としてご活用いただけます。

Q. 仕訳CSVはどの会計ソフト用に出力できますか?

決済成功時の仕訳データは、freee / マネーフォワード / 弥生 / 汎用 の4形式CSVで出力できます。「決済リンク」→「仕訳CSV出力」から、期間と形式を指定してダウンロードしてください。

Q. 月次の顧問料を毎月自動で請求したい

「決済リンク」→ 「定期発行」 画面で、テンプレートとサイクル(毎月X日 / 毎週曜日指定)を設定すると自動発行されます(Business / Enterprise プラン以上)。顧客メールが登録されていれば、発行時に自動で送信もされます。

アカウント・セキュリティについて

Q. 二段階認証のコードが分からなくなりました

ログイン画面で 「バックアップコードを使用」 を押して、保存しておいたバックアップコードを入力してください。バックアップコードもない場合はオーナーにご連絡ください。

Q. パスワードを忘れてログインできません

ログイン画面の 「パスワードをお忘れですか?」 を押してください。登録メールアドレス宛にリセット用のメールが届きます。メールが届かない場合は迷惑メールフォルダも確認してください。

Q. 招待メールが届きません

以下を確認してください:

  • 迷惑メールフォルダに振り分けられていないか
  • メールアドレスが正しく入力されていたか(オーナーに確認)
  • 招待の有効期限が切れていないか

解決しない場合はオーナーに再送を依頼してください。

Q. 操作していないのに自動でログアウトされます

セッションタイムアウトが有効になっている可能性があります。設定画面の「セキュリティ設定」→「セッションタイムアウト」で時間を長く設定するか、オーナーに確認してください。